【4502】武田薬品工業 《医薬品》
《※2018年8月30日現在》
時価総額:3,655,617百万円
単元株数:100株
最低購入金額:460,000円
決算月:3月
■武田薬品工業の配当利回りまとめ
1株配当(会社予想):180.00円
配当利回り(会社予想):3.91%
権利確定月:3月/9月
日本の医薬品企業で売上高1位の企業が武田薬品工業で、世界基準の売上高順では16位(2016年)となります。連結売上の約9割を医療用医薬品が占めており、癌治療約の研究などにも注力していますね。
創業は1781年と歴史が古く、江戸時代から薬種商を営みずっと日本の医薬品業界を牽引して来た企業でもありますね。日本国内だけではなく新興国などでも市場の開拓を積極的に行っています。
2018年5月に武田薬品工業はアイルランドの製薬大手のシャイアーを総額6兆8000億円で買収する事を発表して大きな話題を集めました。これが実現すれば日本企業による合併・買収としては過去最大となり、世界基準の医薬品売上高で世界トップ10に入る巨大製薬会社が誕生する事になります。非常に高額な買い物となる為、この発表の後は株価を下げるなどの動きも見せました。
配当利回りはTOPIXコア30の中でも高配当な方ですが、チャートを見る限りでは、TOPIXコア30に構成されている企業の中では比較的、株価変動が激しい銘柄です。
医薬品の分野は日本国内では高齢化の影響で今後も需要の高まりを見込める一方で、単価を下げざるを得ない状況でもあります。その点、武田薬品工業が新興国市場へ活路を求めており、日本の医薬品は信頼性も高い事から将来性が見込める可能性もあるかもしれません。
また医薬品分野は例えば今後「癌の特効薬が発見される」などのサプライズがあれば株価も急騰する可能性もありますので、少し投機的な面もある分野と言えそうです。その分、下落のリスクもありますので少し難易度の高い銘柄かもしれませんね。
■武田薬品工業の株主優待まとめ
《2018年8月時点》