【7181】かんぽ生命保険 《保険業》
時価総額:1,615,800百万円
単元株数:100株
最低購入金額:379,200円
決算月:3月
■かんぽ生命保険の配当利回りまとめ
1株配当(会社予想):68.00円
配当利回り(会社予想):2.53%
権利確定月:3月/9月
かんぽ生命保険は郵政民営化び準備会社として2006年に株式会社かんぽを設立、2007年に生命保険事業等を引き継ぐ形で株式会社かんぽ生命保険へ移行しました。日本郵政とは違い、特殊会社ではなく法文上は郵便保険会社と表現されています。
郵政民営化後に募集される保険商品は民間の同業他社と同じ「生命保険・個人年金保険」であり、前身の日本郵政公社時代に取り扱われた政府保証付きの「簡易生命保険・郵便年金」では無い点など注意が必要ですね。
かんぽ生命保険は日本郵政株式会社の子会社となります。日本郵政及びゆうちょ銀行と共に2015年11月に東証一部へ上場、発行済株式数の11%が市場に売却されています。
かんぽ生命保険は世界でも最大規模の保険会社です。
保険会社は莫大な資産を運用する事が強みで、手元の資産を減らす事なく、顧客の試算で運用を行う事が出来ます。かの有名な投資家ウォーレン・バフェットも保険会社に投資をした事で、大きな成功を収める事となりましたが、保険業セクターは長期投資の大型株として選択肢に入れておくべきと考えるべきかもしれません。
特にかんぽ生命保険は為替変動リスクが伴う外貨建て金融商品への運用を殆ど行われていない為、世界的な金融危機による株価・不動産価格の下落があっても大丈夫と言われています。その点でも長期運用の試算株としての価値は高いのではないでしょうか。
長期チャートを見る限りは上場時に最高値を付けてからは方向感を欠く動きをしています。成長性はあまり感じる事は出来ませんが、配当利回りも2.53%とそこそこ高いですし、「安心感」という意味ではオススメ銘柄の一つと呼べるかもしれません。何か有った時の資産の逃げ場としても注目しておきたい銘柄の一つですね。
■かんぽ生命保険の株主優待まとめ
《2018年9月時点》