東証1部【6391】加地テック(6391)
加地テックの配当利回りまとめ
執筆時株価:4220.0円
最低投資金額:422,000円
1株配当(会社予想):40.00円
配当利回り(会社予想):0.95%
権利確定月:3月/9月
加地テックは三井グループの産業機械会社です。主に石油化学プラント向けのガス圧縮装置などを手掛けています。また、そのノウハウを生かして水素圧縮などの設備需要が堅調な会社です。
水素分野における高品質・技術やシェアが評価されて「ゼロ・エミッション企業」と呼ばれる脱炭素に向けた経済産業省の評価を受けています。
菅総理が脱炭素、水素活用を打ち出した事から株価は大きく急騰。一時5000円手前までいきました。その後は落ち着いたものの、4000円台前半で落ち着きを見せています。
テクニカル的には25日移動平均線がせり上がってきていますので、日柄調整を行っていると考えられ、同線との乖離がなくなれば上昇に転じる可能性があります。
さらに同社は財務内容が非常に良い会社です。時価総額70億程度の会社ですが、手持ち現金は10億円弱。実質無借金経営となっています。その上でPER31倍、PBR1.1倍とチャートだけみると高く感じるかもしれませんが、そこまで過熱感はない状態です。
その上で、水素というのは市場のテーマとなっていますので、今後息の長い相場となる可能性があります。
短期的には先程述べたような25日線を基準に取り組んでも面白いですし、下落した場合は一度撤退した上で更に安い場面を拾っても良いと思っています。
個人的には25日線のチャレンジが失敗したら75日線。そこが失敗したら200日線とどこまでもおっかけていきたい銘柄ですね。